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第1部 一章【財前姉妹】その14 第十話 危険な差し込み

ผู้เขียน: 彼方
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-08-17 10:00:00

194.

第十話 危険な差し込み

 成田メグミはパソコンから逐一師団名人戦の最新情報をチェックしていた。

(へぇ、カオリちゃん小林賢を倒したんだ。やるじゃん。ホント強いわねあの子。コバケンはボスレベルの大物だし一回戦から山場だったわね)

「おめでとう、カオリちゃん」

◆◇◆◇

 一方、井川ミサトはというと。

 相手はアマチュア枠から来た新田忍、A2リーグプロの入間俊介とC1リーグプロの秋田敬太郎の3人。

 東2局の親番にドラ単騎の七対子でリーチを打ったらツモって裏も乗り24000点。ミサトの超ダントツになる。

 ミサトの守備力でこのリードがあればどうやっても落ちようがない。残された3人は二着争いで必死だ。

オーラス ドラ三

「ポン!」

打三

 新田が⑦筒を仕掛けてドラの三萬を捨ててきた。ミサトを誘っているようだ。

(ほら、ここに打っても安いから、差し込んで二着に選んでくれよ)と言われてるような気がする仕掛け。

点棒状況

東家 入間 27200

南家 新田 30000

西家 井川 41000

北家 秋田 21800

 点数はけっこう全員ミサトに迫って来ていた。新田以外には12000級は振り込めない。そんな場面であった。

ミサト手牌 切り番

六七七七①①②③③⑤2466

(考えろ! ここで一番放銃しそうな牌はなんだ? アガろうとしたら②④3がネックになるんだから南家をアガらせた方がいい! 親にダマの1

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